こんにちは。当事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は、元警察官で中国語通訳経験のある行政書士として、外国人の皆さまの安全な日本生活をサポートしています。
日本は比較的安全な国ですが、残念ながら外国人留学生を狙った詐欺は増えています。
特に日本での生活に不慣れなうちは、甘い言葉や不安を煽る手口に騙されやすくなります。
この記事では、よくある詐欺の手口6種類と防止のポイントを、私の警察官時代の経験も交えて解説します。
安全で快適な留学生活を送るために、ぜひ参考にしてください。
1. 架空請求詐欺
「未払いの料金があります」「個人情報が流出しました」といった架空の請求メールやSMSが届く手口です。
日本語だけでなく、母国語で届くケースもあり、安心してしまって騙される例もあります。
手口の例
- SMS:「未払いの携帯料金があります。このリンクから支払ってください」
- メール:「あなたの銀行口座が不正利用されました。パスワード変更はこちら」
- 留守番音声、電話:「入管からあなたへ大切なメッセージがあります、6を押して次に進んでください」
防止ポイント
- 身に覚えのない請求は絶対に払わない
- 怪しいリンクはクリックしない
- 不安な場合は、学校や家族、信頼できる友人に相談
2. 振り込め詐欺
家族や友人になりすまし、「急にお金が必要」と言って振込を求める手口です。
留学生の場合、試験やビザに関する偽情報を使った詐欺もあります。
手口の例
- 「お母さん、番号が変わった。今すぐお金を振り込んでほしい」
- 「EJUや日本語能力試験を免除できる。手数料を送れば代行申請する」
- 「入管からあなたに大切なメッセージがあります。」
防止ポイント
- 不明な番号やSNSからの金銭要求は要注意
- 本人に直接電話で確認する
- 振込先の会社や口座は必ず調べる
3. 偽装アルバイト詐欺
「高収入・簡単作業」と誘い、登録料や教材費をだまし取る詐欺です。
警察官時代、留学生からの相談が非常に多かった手口です。
手口の例
- 「SNSで商品を宣伝するだけで月10万円。登録料3万円が必要」
- 「教材を買えば誰でも稼げる」
- 「運搬だけ、短時間で高額報酬」
防止ポイント
- 先にお金を要求するアルバイトは詐欺の可能性大
- 初めだけ稼がせて後から稼げなくするケースに注意
- 「誰でも簡単に稼げる」話は疑う
4. SNSを利用した詐欺
SNSで親しくなった相手から、恋愛感情や信頼を利用してお金を騙し取る手口です。
手口の例
- 「家族が病気でお金が必要」
- 「絶対儲かる投資がある」→送金後、連絡が取れなくなる
防止ポイント
- 会ったこともない人からの金銭要求は拒否
- 同じ国籍の人でも安易に信用しない
5. ネット通販詐欺
有名ブランドや人気商品を格安で販売しているように見せかけ、代金を振り込ませる手口です。
手口の例
- 「期間限定セール」で相場より大幅に安い
- 銀行振込しか使えず、クレジットカード不可
防止ポイント
- サイトが正規か必ず確認
- 安すぎる商品は疑う
- 不安なら公式サイトや大手通販を利用
6. 詐欺にあったらどうなる?
よく詐欺にあった被害者の方から

「記録もあるし、警察が捜査してくれますよね?」
と聞かれますが、外国人の詐欺被害は捜査できないケースが多いのが現実です。
捜査が難しい理由
- 海外SNS(WeChat、カカオトークなど)を利用
- 相手が海外にいる
- 海外の銀行口座を利用
- 海外滞在中の被害
これらは日本の警察に捜査権がないため、追跡や照会ができません。
捜査可能なケース
- 日本国内の銀行口座が使われた
- 日本の会社や住所、日本のサーバー経由のやり取り
騙されないための鉄則
- 一人で悩まない(学校・家族・行政書士などに相談)
- 警察の相談窓口「#9110」を活用
- 「うますぎる話」は必ず疑う
元警察官・行政書士の当事務所がサポートします
当事務所は、元警察官で中国語通訳経験のある代表が直接対応します。
日本での安全な生活や防犯対策についてもアドバイス可能です。
詐欺に関する不安や相談は、どうぞお気軽にご連絡ください。
📞 お気軽にご相談ください
行政書士小此木圭事務所
- ✅在留資格取得に関するサポート
- ✅中国語対応可能
- ✅元警察官による信頼と安心の対応
📍埼玉県さいたま市|全国オンライン相談可
👉 LINE・WeChat
メール:info@okonogikei-gyousei-office.com
コメント